PTSDの方を対象にした、ご自身のトラウマ(つらい体験)を扱わない医療機器による治療の治験です。
※上記以外にも参加条件がございます。ご応募をいただいた後、お電話で確認させていただきます。
上記に合致しなくとも参加できる可能性がございますのでご興味をお持ちいただける場合は、まず一度お問い合わせください。
心的外傷後ストレス障害(Posttraumatic Stress Disorder)の略です。生死に関わるような体験をし、強い衝撃を受けた後で、その体験の記憶が当時の恐怖や無力感とともに、自分の意志とは無関係に思い出され、まだ被害が続いているような現実感を生じる病気です。3カ月以内に半分以上の方が自然回復するものの、1年以上経っても一定数の方は自然回復しないとする研究もあります。
災害や事故・犯罪被害などで「もうこのまま自分は死んでしまう」「どうすることもできない」状況に直面して強い恐怖や無力感を体験した後で、その記憶が何度も思い出され、その場に連れ戻されたように感じ、その時と同じ感情がよみがえることがあります(侵入症状=再体験症状)。
また、どきどきしたり、物音に驚きやすくなったり、怒りっぽくなったり(過覚醒症状)、現実感がなくなって感情が麻痺したり、自分の体験を遠い出来事のように思ったり、事件を思い出させるものに近寄れなくなったり(回避・麻痺症状)することがあります。
また、持続的で過剰に否定的な信念を持つようになったり、様々なことに関心や興味を持てなくなったり、以前は楽しめていたことが楽しめなくなったり、他者から孤立していると感じたり、幸福感や優しさなどの感情が持てなくなったりすることもあります(気分と認知の陰性変化)。
体験直後にこうした症状が出現することは普通ですが、それが体験後1カ月経っても続き、生活の妨げになっている場合にPTSDの診断がつきます。
本試験はPTSDの患者さんを対象に行われます。ご興味をお持ちいただける場合はまず一度お問い合わせください。
治験の目的 | PTSDの方に、治験機器(PC)によるトレーニングプログラムを実施いただき、有効性と安全性を調べることを目的としています。 |
---|---|
トレーニングプログラムについて | 2種類の治験機器プログラムのどちらかを実施いただきます。(プログラムの内容は指定できません。) |
治験期間 | 8週間で合計15回(週1~2回)、治験機器によるトレーニングを実施いただきます。 治験期間は全体を通して約6ヶ月程度を予定しています。 |
※医療機関の詳細はお電話にてご説明いたします。
まだ承認されていない医薬品、医療機器などについて、人に対する有効性や安全性を確認する臨床試験のことです。
治験でよい結果が得られれば、「医薬品」「医療機器」として厚生労働省の承認を得ることができ、広く使用できるようになります。
私たちが普段使用している医薬品や医療機器も、多くの患者さんに「治験」へご協力いただき誕生したものです。
専門の医師による詳しい検査・診療を受けられます。治療法がない場合や不十分な場合には、新しい治療を受ける機会になります。
トレーニング期間とその前後7日間に行われるすべての検査費用は治験依頼者である会社が負担いたします。
将来同じ病気の患者さんの治療に役立ち、よい医療機器を作ることに貢献できる可能性があります。
参加条件確認のためのアンケートに回答いただきます。
アンケートの回答内容が条件に合致した場合、QLife治験事務局よりお電話にて詳細な参加条件の確認をいたします。お電話での確認で条件に合致した場合は、主治医に見せていただく資料をお送りいたします。
主治医の先生との相談の結果、治験に参加いただける場合は、来院日の調整をいたします。
来院日の調整方法については別途ご案内いたします。
株式会社QLife 治験事務局
TEL:0120-37-4089
お問い合わせフォーム