もしかすると「アルコール性肝疾患による肝硬変」かもしれません
アルコール性肝疾患の治験に参加してみませんか?
- 飲み薬のみ

対象となる方(わからない方もまずはご相談、ご応募ください)
- 20歳~75歳の方
- 過去にアルコールを原因とした肝機能低下、または肝疾患と言われたことがある方
- (肝硬変と診断されたご経験がある方も対象です)
- 肝臓のために禁酒したい方
※上記以外にも参加条件がございます。ご応募をいただいた後、お電話で確認させていただきます。
上記に合致しなくとも参加できる可能性がございますのでご興味をお持ちいただける場合は、まず一度お問い合わせください。
アルコールと肝臓病
アルコールの飲みすぎにより、いろいろな臓器に病気が起こりますが、なかでも肝臓病は最も高頻度で、かつ重篤にもなる病気です。
アルコール性肝障害は一般的に飲酒量が多いほど、飲酒期間も長いほど進行しやすいのですが、若年の肝硬変や、女性の中には比較的少ない飲酒量で短期間に肝硬変になる人がいるなど、個人差や性差が大きい病気です。
はじめに起こるのはアルコール性脂肪肝で、飲みすぎれば多くの人に発生します。一部の人はアルコール性肝炎になり、まれに重症化して死亡することもあります。わが国では、明らかなアルコール性肝炎の既往なしに肝臓が線維化して硬くなる肝線維症が多く、さらに飲み続けると肝硬変へと進行します。アルコール性肝障害の早期発見と、そうならないような飲み方が大切です。
肝硬変が原因で発生する症状の一つに、門脈圧亢進症があります。この門脈圧亢進症は、静脈瘤出血、肝性脳症、肝細胞癌の発生に関与すると言われており、予防が極めて重要です。
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット 「アルコールと肝臓病」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-002.html
本治験の概要
治験の目的 | アルコール性肝疾患による肝硬変の方に、治験薬またはプラセボ(有効成分を含まない偽薬)を使用いただき、治験薬の効果と安全性を調べることを目的としています。 |
---|---|
治験薬について | アルコール性肝疾患による肝硬変を原因とした門脈圧亢進症の改善が期待される治験薬、またはプラセボ(有効成分を含まない偽薬)を1日に2回服用いただきます。 ※門脈圧亢進症とは、肝硬変の増悪に伴って出現する症状の一つです。 |
治験期間 | 治験期間は事前検査を含めて最長34週間です。試験開始時は週に1回程度、その後来院頻度は減っていき最長4週に1回程度の来院となります。 |
治験参加者の募集エリア(予定含む)
-
関東地方
- 神奈川県 相模原市
- 神奈川県 川崎市
- 神奈川県 横浜市
-
近畿地方
- 大阪府 大阪市
※医療機関の詳細はお電話にてご説明いたします。
治験とは
まだ承認されていない「薬の候補(治験薬といいます)」について、人に対する有効性や安全性を確認する臨床試験のことです。
治験でよい結果が得られれば、「薬」として厚生労働省の承認を得ることができ、広く使用できるようになります。
私たちが普段使用している薬も、多くの患者さんに「治験」へご協力いただき誕生したものです。
治験参加するメリット・デメリット
-
専門の医師による検査
専門の医師による、最新の検査機器を用いた詳しい検査・診療を受けられます。通常の診療より詳しい検査や診療が受けられるので自分の病気や体の状態を正確に知ることができます。
-
費用の一部軽減
治験薬を使用している間に行われるすべての検査費用や、一部の薬の費用は治験依頼者である製薬会社が負担いたします。このため、通常の診療と比較し診療後にあなたが支払う医療費(健康保険などの費用の一部負担)が少なくなることがあります。
-
次世代への社会貢献
治験薬が国から承認を受けたとき、次世代に新しい薬、治療法を残すという社会貢献ができます。
治験参加までの流れ
-
アンケート回答
参加条件確認のためのアンケートに回答いただきます。
-
お電話での詳細確認
アンケートの回答内容が条件に合致した場合、QLife治験事務局よりお電話にて詳細な参加条件の確認をいたします。お電話での確認で条件に合致した場合は、主治医に見せていただく資料をお送りいたします。
-
今回の治験への参加について、ご自身で相談をしていただきます。
-
来院日の調整
主治医の先生との相談の結果、試験に参加いただける場合は、来院日の調整をいたします。
来院日の調整方法については別途ご案内いたします。 -
治験参加
お問い合わせ
株式会社QLife 治験事務局
TEL:0120-37-4089
お問い合わせフォーム