

慢性骨髄増殖性疾患というグループに属する血液のがん(腫瘍)です。腫瘍細胞によって骨髄に線維化という変化が起こるため、骨髄の代わりに脾臓や肝臓で血液が産生されるようになる(髄外造血)のが特徴です。
骨髄の代わりに脾臓で血液が産生されるようになる(髄外造血)ため、脾臓のはれによる腹部の圧迫、膨満感が比較的多く現れます。髄外造血により貧血が進行すると、倦怠感、動悸、息切れなどの症状が目立つようになり、血小板数が低下すると皮下出血・鼻血・歯肉出血などの出血症状を認めます。
本治験は、骨髄線維症の患者さんを対象に、治験薬の有効性と安全性の検討を目的としています。
本治験で使用する治験薬は飲み薬です。
本治験で使用する治験薬は、がん細胞の増殖に重要なタンパク質(アポトーシス抑制性BCL-2 ファミリータンパク質)を阻害する薬です。今回は治験薬と既存の治療薬の併用または、既存の治療薬を服用いただきます。
※上記以外にも参加条件がございます。ご応募をいただいた後、お電話で確認させていただきます
※医療機関の詳細はお電話にてご説明いたします。
まだ承認されていない「薬の候補(治験薬といいます)」について、人に対する有効性や安全性を確認する臨床試験のことです。
治験でよい結果が得られれば、「薬」として厚生労働省の承認を得ることができ、広く使用できるようになります。
私たちが普段使用している薬も、多くの患者さんに「治験」へご協力いただき誕生したものです。
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専門の医師による詳しい検査・診療を受けられます。通常の診療より詳しい検査や診療が受けられるので自分の病気や体の状態を正確に知ることができます。
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治験薬を使用している間に行われるすべての検査費用や、一部の薬の費用は治験依頼者である製薬会社が負担いたします。このため、通常の診療と比較し診療後にあなたが支払う医療費(健康保険などの費用の一部負担)が少なくなることがあります。
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治験薬が国から承認を受けたとき、次世代に新しい薬、治療法を残すという社会貢献ができます。
参加条件確認のためのアンケートに回答いただきます。
アンケートの回答内容が条件に合致した場合、QLife治験事務局よりお電話にて詳細な参加条件の確認をいたします。
お電話での確認で条件に合致した場合は、主治医に見せていただく資料をお送りいたします。
今回の治験への参加について、ご自身で主治医に相談をしていただきます。
主治医の先生との相談の結果、治験に参加いただける場合は、来院日の調整をいたします。 来院日の調整方法については別途ご案内いたします。
※最終的に治験にご参加いただけるかどうかは、治験実施施設通院時の診察、検査内容で判断した結果で決まります。
検査の結果、治験の参加基準に合わない場合や参加予定の人数を超えた場合には、治験にご参加いただけないことがございますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
株式会社QLife 治験事務局
Mail:qlife-join-support@qlife.co.jp
TEL:0120-948-434