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大腸及び小腸の粘膜に慢性の炎症または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といいます。IBDは主に若年層で発症することが多く、根治療法はまだ確立されていないため、健康な人と変わらない生活が送れる「寛解状態」をできるだけ長く維持することが最大の治療目標となります。
長期にわたる治療となるため、専門的知識があり十分に経験のある医師による治療とフォローアップが必要ですが、最新の治療情報はすべての患者様へ十分に届いていないのが現状です。患者様のお住まいの地域や、治療を受ける病院によって治療の選択肢が減ってしまうことのないよう、「IBD治験情報サービス」はご登録いただいた患者様、またはご家族の方へ、優先的に治験の情報をお届けいたします。ご案内可能な治験が複数ある場合は、その中から一番興味のあるものや、治療内容などご希望に沿った治験をお選びいただくことが可能です。
(※参加条件やご紹介する医療機関によってはお選びいただけない場合があります)
また「IBD治験情報サービス」ではコールセンターを設置しております。ご案内は専門担当者が行いますので、治験内容に関するご不明点など、いつでもお気軽にお問い合わせいただけます。
治験は必ず事前に詳細な説明をさせていただき、患者さんご⾃⾝による同意をもって治験へ参加いただくことになりますのでご安⼼ください。
治療薬の効果と副作⽤などについては、あらかじめ治験実施施設の治験コーディネータ(CRC)ならびに治験に関わる医師より詳しい説明があります。