境界性パーソナリティ障害の治療法について
境界性パーソナリティ障害の治療法はまだ確立しておりません。
現在、心理療法や薬剤で効果がない方治験に参加してみませんか?

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現在、心理療法や薬剤で効果がない方治験に参加してみませんか?
※上記以外にも参加条件がございます。ご応募をいただいた後、お電話で確認させていただきます。
上記に合致しなくとも参加できる可能性がございますのでご興味をお持ちいただける場合は、まず一度お問い合わせください。
人間は誰もが、青年期を通じて子どもの人格が大人の人格へと成長しますが、この成長がうまくいかないと、認知(物事の判断)、感情表現、衝動制御、対人関係などの面で年齢相応の行動が取れなくなります。些細なことでいかにも幼児的な態度をとり、周囲に迷惑をかける行為に走り、社会生活でも職業生活でも問題が生じるようになると、パーソナリティ障害と呼ばれるようになります。
なかでも、対人関係で見捨てられたと感じて強い不安感をもち、感情の暴発、ひどい落ち込みと死にたい気持ち、実際にリストカット、過量服薬などの衝動行為に走る状態を呈するようになると『境界性パーソナリティ障害』(BPD:Borderline Personality Disorder)とされます。
BPDの患者さんの数は、人口の約1.6%※、つまり100人に一人以上の割合と言われていますので、決して珍しい病気ではありません。また、10代前半から20代前半の女性に多いと言われてきましたが、最近では30代、40代で発症する方も増えています。
*American Psychiatric Association Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition. 2013, 992p.
アメリカ精神医学会. 日本精神神経学会(監修)高橋三郎, 大野裕(監訳) DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル. 医学書院, 2014, 932p.
治験の目的 | 境界性パーソナリティ障害の方を対象に、治験薬またはプラセボ(有効成分を含まない偽薬)を使用いただき、治験薬の効果と安全性を調べることを目的としています。 |
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治験薬について | 1日1回治験薬またはプラセボを毎朝服用いただきます。 |
治験期間 | 治験薬投与期間は約12週間で、2週間に1度程度来院いただきます。 ※はじめの3回は1週間に1度来院いただきます。 |
※変更になる可能性があります
※医療機関の詳細はお電話にてご説明いたします。
まだ承認されていない「薬の候補(治験薬といいます)」について、人に対する有効性や安全性を確認する臨床試験のことです。
治験でよい結果が得られれば、「薬」として厚生労働省の承認を得ることができ、広く使用できるようになります。
私たちが普段使用している薬も、多くの患者さんに「治験」へご協力いただき誕生したものです。
専門の医師による詳しい検査・診療を受けられます。通常の診療より詳しい検査や診療が受けられるので自分の病気や体の状態を正確に知ることができます。
治験薬を使用している間に行われるすべての検査費用や、一部の薬の費用は治験依頼者である製薬会社が負担いたします。このため、通常の診療と比較し診療後にあなたが支払う医療費(健康保険などの費用の一部負担)が少なくなることがあります。
治験薬が国から承認を受けたとき、次世代に新しい薬、治療法を残すという社会貢献ができます。
参加条件確認のためのアンケートに回答いただきます。
アンケートの回答内容が条件に合致した場合、QLife治験事務局よりお電話にて詳細な参加条件の確認をいたします。
お電話での確認で条件に合致した場合は、主治医に見せていただく資料をお送りいたします。
主治医の先生との相談の結果、試験に参加いただける場合は、来院日の調整をいたします。
来院日の調整方法については別途ご案内いたします。
お問い合わせ
株式会社QLife 治験事務局
Mail:qlife-join-support@qlife.co.jp
Tel: 0120-37-4089